「この人、一体何者?」
豪快な料理とASMRで世界を沸かせる動画クリエイター・バヤシTV。
彼の動画は言葉を使わずとも、圧倒的な映像と音だけで心をつかんできます。
でも、その裏にあるのは地元・群馬でのどかな暮らしを送っていた一人の青年の、波乱万丈なキャリアでした。
実は元・パーソナルトレーナーで、失業からの大逆転。
そこには「無名から世界一へ」と駆け上がる物語があります。
この記事では、バヤシTVの学歴や経歴を徹底解説。
そのルーツと成長の過程から、人気の理由までまるっと深掘りします。
バヤシTVの学歴まとめ:高校と大学はどこ?
中林宏明さんことバヤシTVの活躍の原点を探るなら、学生時代の経験を避けて通ることはできません。
ここでは、群馬の高校時代から大学進学までの学歴について詳しくご紹介します。
地元・群馬県立沼田高校を卒業
バヤシTVこと中林宏明さんは、群馬県立沼田高等学校を卒業しています。
地元では進学校として知られる伝統ある高校で、多くの卒業生が国公立大学にも進学していることで有名。
本人はこの高校時代を「自分の殻を破るきっかけになった時期」と語っています。
もともとは内気で赤ら顔をコンプレックスに感じ、人前に出ることが苦手だったそうですが、学園祭などの行事を通して徐々に自信を持つようになったそうです。

部活動や日々の学校生活のなかで、仲間との関係性や自分の考えを表現する力が自然と育っていったようです。
中林さんの現在の“表現力”のベースは、この高校時代に培われたのかもしれませんね。
進学に関しては、沼田高校卒業後に神奈川大学へ進学しています。
つまり、地元を離れ関東圏での新たな生活が始まったタイミングでもありました。



まさかこんなに有名になるなんて、当時のは全く思わなかっただろうな〜
📌まとめ
群馬県立沼田高校は、バヤシTVこと中林宏明さんが多感な青春を過ごした場所。
内向的だった性格を変えるきっかけにもなった、大きな転機の時期でした。
神奈川大学での学生生活と人間関係
バヤシTVこと中林宏明さんは、群馬県立沼田高校を卒業後、神奈川大学に進学しました。
専攻は明かされていませんが、大学時代は多くの人との出会いや経験に恵まれた時期だったとか。
特に印象的なのが、大学時代に出会ったある友人が教員になったことで、のちに職業講話の依頼を受けるというエピソード。
このような縁が、現在の活動にも影響を与えているのが分かります。
また、在学中にはアルバイト先で恋人と出会い、同棲も経験。
ごく普通の大学生活を送りながらも、人生のターニングポイントとなるような人間関係を築いていました。
当時の恋人とは別れてしまったそうですが、「新しい刺激が欲しかった」という思いが背景にあったようです。



個人的には、この大学時代の“普通”な日々こそが、中林さんの土台を作ったように感じました。
恋愛、友人、縁――後の爆発的な活躍にも、ここでの人間関係がどこかで繋がっている気がします。
大学生活の中で磨かれたコミュニケーション力や柔軟な対応力は、後のSNS活動にも大いに活きているといえるでしょう。
📌まとめ
神奈川大学時代は、バヤシTVが人とのつながりや人生観を深めた時期。
教員になった友人との再会エピソードや同棲経験など、人間関係の広がりが彼の価値観を育てていきました。
バヤシTVの経歴:ジムトレーナーから失業までの道のり
中林宏明さんがいきなりSNSの世界で活躍し始めたわけではありません。
実は、長年にわたりフィットネス業界で働き続けた時期があり、その経験が現在の動画スタイルにも深く影響しています。
ここでは、ジム勤務時代から失業までのキャリアをたどっていきます。
吉川メソッドでトレーナーとして7年勤務
大学卒業後、中林宏明さんは上京し、都内の吉川メソッドというパーソナルジムに就職しました。
ここで約7年間、トレーナーとしてボディメイクやダイエットの指導を行っていたそうです。
吉川メソッドは、有名人も通う高単価ジムとして知られており、指導の質の高さが求められる環境でした。
中林さんも、食事管理から筋トレメニューの設計までクライアントに寄り添い、結果にコミットする日々を過ごしていたとのこと。
さらにこの時期、ジムの集客施策の一環としてYouTubeチャンネルの運営も任され、そこで撮影・編集スキルを自然と磨くことになります。
のちのTikTokやYouTubeでの映像演出力のベースは、この時期に築かれたものだったのです。



現場で指導して、動画も撮って、結果も出して……今思えば、この7年が“鍛えられた”のは本人だけじゃなかったのかもしれません。
📌まとめ
中林宏明さんは、大学卒業後に都内の有名ジム「吉川メソッド」でトレーナーとして7年間勤務。
トレーニングだけでなく、動画制作のスキルもここで磨かれていたのがわかります。
突然の失職と地元群馬への帰郷
順調に思えたジムトレーナーとしてのキャリアですが、2019年、中林宏明さんに思わぬ転機が訪れます。
勤務していた吉川メソッドの運営会社が、業績不振により解散(事実上の閉鎖)となってしまったのです。
約7年間働いた職場を突然失い、30歳にして無職となった彼は、大きなショックを受けながらも地元の群馬へと帰省します。
実家はりんご農家で、家業を手伝いながら次の道を模索する日々が始まりました。
トレーナーとしての実績も、人間関係もすべて一度リセットされた状態。
将来への不安とともに、「これから何をやって生きていこう?」という問いに向き合わざるを得なかったそうです。
ただ、この“強制終了”こそが、彼にとっての再出発のきっかけとなりました。
後に本人も、「あの時の失業がなければ、今の自分はなかった」と振り返っています。



失ったものを数えるよりも、次に進むために何ができるかを探す。
あの頃の中林さんは、そういう覚悟を静かに決めていたように見えました。
📌まとめ
2019年、勤務先の閉鎖により突如無職に。地元群馬へ帰省し、人生を立て直す時間が始まります。
この“挫折”が、後のバヤシTV誕生につながる大きな転機となりました。
バヤシTVの転機:料理動画クリエイターとしての挑戦
ジムトレーナーとしてのキャリアを失い、一度立ち止まった中林宏明さん。
そこから彼が選んだのは、まったくの未経験に見える“動画クリエイター”という道でした。
ここでは、バヤシTVが生まれるきっかけと、試行錯誤の初期ステージをたどっていきます。
YouTube開始とASMR飯テロ動画の試行錯誤
2019年10月、バヤシTVこと中林宏明さんは自身のYouTubeチャンネルを開設しました。
動画編集のスキルこそジム時代に経験していたものの、料理系YouTuberとしては完全な新人。
しかも、当初は音声なしのASMRスタイルにこだわったため、視聴者の反応も読みづらい状況でした。
投稿初期は登録者ゼロ、再生数100回未満という日も珍しくなかったそうです。
TwitterやInstagramで地道に宣伝を試みても、なかなか数字には繋がらず……。
その一方で、中林さんは「誰でも見られる動画」を意識し、言語に頼らない表現を追求していきました。
調理音や咀嚼音だけで魅せるスタイルは、当時のYouTubeではまだ珍しく、ニッチな路線。
ただ、そのぶん“食”の魅力をダイレクトに伝える独自性は、後のTikTok展開にも活かされる大きな武器となります。



数字が出なくても、手を止めずに投稿を続けた姿勢には正直、頭が下がりました。
あの頃の積み重ねがなければ、今のバヤシTVは存在しなかったと思います。
📌まとめ
バヤシTVは、2019年10月にYouTubeからスタート。無音の料理動画という独自路線で、試行錯誤を重ねながら表現の幅を広げていきました。
広がらない再生数にも挫けず継続した“原点”がここにあります。
TikTokでのバズとサーモン麺の大ブレイク
YouTubeでの手応えが得られないなか、中林宏明さんが次に目をつけたのがTikTokでした。
当時はまだダンスやリップシンクが主流の時代。そこに料理動画というジャンルを持ち込んだのは、当時としてはかなり異色なアプローチでした。
はじめは反応もまばらでしたが、徐々に「いいね」やコメントが増えていき、手応えを感じ始めた矢先――
大きな転機となったのが、あの“サーモン麺”の投稿です。
生のサーモンを細切りにして、卵黄と絡めて豪快にすする様子を映した動画。
この一本がTikTok上で海外ユーザーを中心に大バズりし、フォロワー数が一気に50万人へと跳ね上がります。
言葉に頼らない構成とASMR演出が、国境を越えて視聴者の食欲を刺激したのです。
ただ、その直後にYouTube・TikTokのアカウント乗っ取り事件という苦難にも見舞われました。
TikTokは復旧できたものの、YouTubeは完全に失われることに……。
それでも中林さんは「これを機にTikTok一本に絞る」と決意し、以降は毎日投稿を継続するようになります。



海外バズ→アカウント乗っ取り→決意の連続投稿。
まるでドラマみたいな展開でしたが、そこに“やらされてる感”は一切なかったんですよね。
📌まとめ
バヤシTVの大ブレイクは、TikTokの“サーモン麺動画”がきっかけ。海外でのバズが彼を一気にスターダムへと押し上げました。
困難を乗り越えて、毎日投稿というスタイルがここで確立されたのです。
バヤシTVの今とこれから:世界的インフルエンサーの現在地
一度のバズで終わらなかったのが、バヤシTVこと中林宏明さんのすごさ。
ここでは、TikTok日本一をはじめとする現在の活動状況と、その裏にある“積み重ね”の軌跡を見ていきます。
彼がどこまで登りつめ、そしてこれからどこを目指しているのかを追っていきましょう。
TikTokフォロワー5000万人超えの実績
“TikTok日本一の男”という異名を持つ中林宏明さん。
その実績を数字で見ると、まさに桁違いです。
TikTokは、2021年10月時点でフォロワー数1000万人を突破。
2022年には3000万人を超え、2023年末には5400万人という驚異的な数字を記録しました。
さらにYouTubeでも、新チャンネルを開設してから899日で登録者1000万人突破という快挙を達成しています。
ここまで急成長できた背景には、単なる運やバズだけでなく、継続力と研究熱心さがあります。
中林さんは今でも「1日1投稿」を原則に、毎日欠かさず動画をアップ。
トレンドを追いながら、自ら撮影・編集までをほぼ一人でこなしています。
SNSという激動のフィールドで、数年にわたりトップを走り続けるというのは並大抵ではありません。
しかも、その人気は日本国内だけにとどまらず、海外フォロワーのほうが多いというから驚きです。



もはや“飯テロ動画”というジャンルを超えて、彼自身がひとつのカルチャーになっているように思います。
世界中で中林さんの「サクッ、ジュワッ、ズルッ」が愛されているの、すごく納得です。
📌まとめ
TikTokでフォロワー5400万人超、YouTubeでも登録者3000万人以上。数字だけでなく、継続と戦略が支える圧倒的な実績が中林宏明さんの強みです。
世界的に支持される理由は、そのブレないスタンスと毎日の積み重ねにあります。
企業タイアップ・メディア出演・海外進出も続々
バヤシTVこと中林宏明さんの影響力は、SNSの枠を大きく超えています。
その存在感は、企業やメディア、そして国境までも軽々と飛び越えて広がり続けているのです。
2022年には、自身初となるレシピ本『飯テロなのに、お腹が凹む究極めし』を出版。
元トレーナーならではの低糖質レシピが注目を集め、料理ジャンルでも新たなファン層を開拓しました。
さらに、2023年には新宿・神楽坂にてデリバリー専門店をオープン。
オリジナルメニュー「飯テロ超チキンカツサンド」は、そのビジュアルとボリュームでSNSを席巻し、店舗は話題沸騰。
その後もテレビ出演、雑誌取材、グッズ展開と、活動の幅を次々に広げています。
そして極めつけは、TikTok Awards Indonesia 2023へのゲスト出演。
「Best of Foodie」部門のプレゼンターとして登壇した際には、現地のファンから囲まれ、日本人でただ一人の特別招待という扱いに。
言葉が通じなくても“動画”で心をつかむバヤシTVの存在感が、世界レベルで証明された瞬間でした。



中林さんって、料理のプロでもタレントでもないのに、全部やってるんですよね。
「枠」に収まらない人だからこそ、枠のない世界=SNSでここまで伸びたんだと思います。
📌まとめ
バヤシTVはレシピ本、飲食店運営、テレビ出演、さらには国際イベント出演まで幅広く活躍中。
SNS発のクリエイターとして、企業や海外メディアからの信頼も厚く、“次の一手”にも注目が集まっています。
バヤシTVに関するよくある質問【Q&A】
Q1:バヤシTV(中林宏明)さんの出身大学はどこですか?
A:神奈川大学を卒業しています。専攻は明かされていませんが、大学時代の人間関係がのちの仕事にもつながっています。
Q2:バヤシTVの料理動画はなぜ海外で人気があるんですか?
A:言葉や字幕を使わず、調理音・食べる音だけで魅せるASMR形式だからです。世界中どこでも伝わる“音と動き”で食欲を刺激するのが特徴です。
Q3:YouTubeチャンネルが乗っ取られたって本当?
A:はい、2020年にYouTubeとTikTok両方のアカウントが一時的に乗っ取られたことがあります。TikTokは取り戻せましたが、YouTubeは新しく作り直すことになりました。
Q4:動画の撮影・編集はチームでやっているんですか?
A:ほとんどの作業を中林さん本人が一人でこなしているそうです。毎日投稿を続けるスタイルも自ら貫いており、企画・撮影・編集まで行っています。
Q5:現在の主な収入源は何ですか?
A:SNSの広告収入のほか、企業タイアップ、グッズ販売、飲食店のプロデュースなど複数の収益源があります。特に動画再生数が高いため広告収入の比重が大きいと考えられます。
まとめ
今回の記事では、バヤシTVこと中林宏明さんの人生を「学歴」から「現在の成功」までまるっとたどりました。
以下にポイントを整理します。
- 群馬県立沼田高校出身、神奈川大学卒業
- 吉川メソッドで7年間トレーナーとして勤務
- 2019年に失業し、地元群馬で再スタート
- YouTubeで無音の料理ASMR動画を投稿開始
- TikTokで“サーモン麺”が海外バズし一気に拡大
- アカウント乗っ取りを経験するも、毎日投稿を継続
- TikTokフォロワー5400万人、YouTube登録者3000万人超
- レシピ本や飲食店開業、テレビ出演などマルチに活躍中
- インドネシアのTikTok公式イベントにもゲスト招待
学歴も経歴も「特別すぎるもの」はないのに、ここまで突き抜けた理由――
それは「続ける力」と「変化を恐れない勇気」かもしれません。
バヤシTVの挑戦は、動画やSNSに限らず、
何か新しいことを始めたい人にとってもヒントが詰まっています。
自分の得意を活かして、まずは一歩目を踏み出してみませんか?
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